ブログを立ち上げたは良いが、何をどんな風に書けば伝わりやすいのか全く分からず、文書書くのも苦手な私がそれらを克服したいと思い、本書を読みました。
また、Googleアドセンスを通す時にメンターから言われたことも共通している部分も多く、大変参考になりました。
本記事では、要点の整理を中心にしていこうと思います。
本の情報
タイトル
何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術
概要
文書作成の細かい国語的なルールの解説もありますが、
それよりも、文章を発信して読むのは自分ではないため、
考え方を変える必要があるという説明が印象に残りました。
また、そもそもネタが無いと書くことができないので、
そのネタ作り(探し)のポイントなんかも本書に記載されています。
読者の想定
- 人に伝わりやすい文章の書き方を知りたい
- ブログや人に話すネタが見つからない
- 文章書くのに時間がかかってしまう
私自身、これらは日頃よく感じていたので、
同じような人にぜひ読んでほしいです。
印象に残った中身の紹介
読む人に貢献すること
うまい文章とは目的を達成できる文章であると著者はいっています。
文章とは、書き手のためにあるのではなく、「読者」のために存在するものです。
極端に言えば、目的(疑問,困っていること等)が達成できれば
別に綺麗な文章である必要は無いのだと私は理解しました。
まず記事のネタを考えた後に、それにあう読者の目的を想像しながら
書いていこうと思います。
ネタが吸い寄せられる「アンテナ情報収集法」
これは自分が意識すれば、
自然とそのネタが収集できるというものになります。
私の場合、娘が生まれたことにより
自然と子供と遊べる場所だったり、育児についての記事を
'意識せずに'見ているなと気付かされました。
これが'アンテナ情報収集法'の効果になります。
ただ、この意識するものすら分からないという方もいると思いますが、
そんな人には疑問をもつことから始めると良いそうです。
その疑問は誰かの疑問であり、それが目的になるため
調べてアウトプットすればきっと誰かの役に立つと思います。
メモを習慣化する
何を書けばよいか分からない人にはメモをオススメしています。
メモには4つの効果があります。
記憶効果
人の記憶には限りがあります。忘れてしまっても見返すことができます。また、書くことで記憶に残りやすくなるメリットがあります。情報生み出し効果
何かを見て感想を抱いたとしても、言語化しないとそれは単なる「もや」でしかありません。書き出すことで情報として認識できるようになります。気づき効果
メモを並べてみると、新たな気付きが生まれることがあります。自分の好みや世の中の傾向など。それを深堀りすることでネタになります。アイデア効果
一見関係ない2つのメモがあることをきっかけに繋がることがあります。異なる要素を組み合わせることで、誰も思いつかないようなアイデアが見つかるかもしれません。
著者の紹介
名前:山口 拓朗
紹介文
大学卒業後、様々な媒体の執筆を行われており、その知識を生かして
本を出したり、公演を行っているようですね!
大学卒業後6年間、出版社で雑誌記者を務めたのち、2002年にフリーライターとして独立。「渋谷のクラブに集う20代の若者」から「老人ホームに集う90代のお年寄り」まで、23年間で3300件以上の取材・執筆歴を誇る。執筆媒体は『日経おとなのOFF』『Asahi Weekly』『FLASH』など約50誌。
以来、文章を書くうえでのマインドと技法を徹底的に研究し、独自の文章メソッドを確立。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて「論理的に伝わる文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れる文章&コピーの作り方」「ファンを増やすブログ記事の書き方」等の実践的ノウハウを提供。
引用元:http://yamaguchi-takuro.com/?page_id=5
感想
文章を書くうえでの考え方が分かりやすく説明してくれて、
腹落ちする部分がたくさんあったので、
教科書のように、何度も読み返そうと思えるような本でした。
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