本の情報
タイトル
AI分析でわかったトップ5%社員の習慣
概要
600社の16万人を対象に行動や評価を調査し、効率良く成果を出す人の特徴をまとめている本です。
仕事ができる人の行動や考え方がまとまっているので、
これを真似することで近づくことができるといった本になります。
読者の想定
以下のようなことを思っている人が対象だと感じました。
- もっと活躍したい。
- もっと成果を出したい。
- 仕事が決まった時間に終わらない。
- いつも仕事で悩んでいる。
私は活躍したい成果を出したいとかはありませんが、
短い時間で成果を出したいと思っているので、今回読みました。
印象に残った中身の紹介
フィードバックを大切にする
プレゼン資料を作成し、顧客や上司、後輩に見せた後に必ずフィードバックをもらうようにしている。
良かった点、褒めるべき点をよく貰うが、5%社員はそれに満足せず
「何でも良いので改善すべきポイントを教えて下さい」と、食い下がります。
気づきや改善が無ければ、人は成長しないためそういったことを大事にしている。
フィードバックはプレゼントである。
初めから完璧は目指さない
「より短い時間でより多くの成果を上げる」という考え方があるため
資料作成についても、最初から完璧なものを出すのではなく
6,7割の完成度のまま、一旦上司に確認しフィードバックをもらい、それを元に良いものを作っていきます。
最初から完璧を目指して作っていても、間違ったものを時間をかけて作っていても無駄になってしまうことが多いから。
また、確認してくれた人も自分の意見が反映されて自分ごととして捉え、一体感も生まれ、承認されやすい。
3つのロスを防ぐ
- 焦りのロス
締切直前になって慌てて作業に取り組むと質が下がる。余裕を持って対応することで防ぐ - 集中力のロス
昼過ぎになって、本腰入れて仕事に取り組もうとすると、よく電話やメールが来るため、集中力が削がれてしまう。
話しかけられにくい朝に作業を行う。 - パフォーマンスのロス
ランチ後、特に15時頃は血糖値の関係で人間の集中力が最も落ちる時間である。
そのため、脳を使わない事務処理作業を15時頃に行う。
研修で学んだことを活かすために
良い研修を受けた直後は満足度が高いが、数日経つと内容を忘れてしまう。
5%社員は2週間以内に行動している。
研修を活かすのであれば、研修を受けた後に行動に移したかどうかを追跡し、フォローする必要がある。
著者の紹介
名前:越川慎司(1995年6月2日)
国内外通信会社に勤務、ITベンチャーの起業を経て、2005年に米マイクロソフトに入社。日本マイクロソフト 業務執行役員としてPowerPointやExcelなどOfficeビジネスの責任者等を務めた後、2017年に株式会社クロスリバーを設立。
働き方に関する書籍や公演を行っている。
引用元
感想
全ての行動に理由や考えがあって実行していることが勉強になりました。
新しく何か作業が発生するみたいなことは、ほとんどなく
むしろ無駄を省き、必要なことにフォーカス当てて仕事するので、
私に合っているなと感じました。
取り入れて効果が大きそうなものからやってみようと思います。
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