本の情報
タイトル
図解即戦力 機械学習・ディープラーニングのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
概要
- 機械学習とディープラーニングについて、基礎の基礎から解説。
- ディープラーニング G検定の知識補助の教材としても使用可能。
- 読み進めるとロジック的な部分も出てくる。
読者の想定
初心者から中級者くらいが対象だと思います。
私は機械学習に対してこんな感じのイメージでした。
- どうやって結果が出てくるのか分からなくて怖い。
- 難しい数式がたくさん出てきて、頭が良い人がやるものだ。
難しい数式も出てきますが、私はそこを読み飛ばして、機械学習とはざっくりどういうものなのかを学びました。
中級者の方は、難しい部分も理解できて面白いんだろうと思います。
印象に残った中身の紹介
モデルとは
モデルとは、ある入力をすると出力を導き出す数理モデル。
数学でいう関数にあたるもの。
入出力の形は決まっているが中で何が起こるかは学習によって変化する。
機械学習とは
機械学習とはモデルに対して、膨大なデータを学習させ、
求めている結果との誤差を縮めるようにモデルを調整することで、
未知のデータに対しても対応できるようにすること。
機械学習の種類
教師あり学習
データに対して、正解と不正解のラベルがついているものを学習させる方法。
例えば、画像判別を機械学習でしようと思った時、 猫の画像に対して猫という情報を付けておく。これによりモデルが導き出したものと答えが合っているかを照らし合わせ、合ってなければモデルが調整されるといった形。
教師なし学習
与えられたデータの本質的な構造や法則を自動で抽出する方法。
様々な果物があった時に、人間なら色や形でグループ分け(クラスタリング)すると思うが、そういったことを行うことができる。
データの特徴が分かりやすくなり、有効なデータの可視化につながる。
強化学習
教師なし学習と同じように正解は必要無い。
かわりに、その行動がどれだけ良かったのかを報酬として与える。
1番良い報酬を得られるような行動をするように仕向ける方法。
例えば、オセロでどこに置けば1番自分の得点に繋がるかを報酬として行動を計算する形。
著者の紹介
名前:山口 達輝
紹介文:株式会社アイデミーエンジニア。Aidemy Premium Planにおいて、受講者に対する基本的な機械学習プログラミングの指南から、実践的な機械学習システムの実装までをフォローアップする
名前:松田 洋之
紹介文:情報見つけられませんでした。
感想
数式が記載されているページは私には少し難しく、読み飛ばしてしまいましたが
機械学習とは何か、どういったことをしているのか、ざっくりとを知ることができました。
魔法を使っているわけではないことが分かったので、少しハードルが下がったので良かったです。
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