本の情報
タイトル
自己肯定感を上げるOUTPUT読書術
本の概要
「読書によって、人は自己肯定感を高め、人生を好転させることができる」
この本ではこれをベースに話を進めていきます。
それを実現するために1番重要なアクションが、読んだ本をOUTPUTすることであると考えているため、OUTPUTすることでどういったメリットがあるのかや、方法などを分かりやすく具体的に解説しています。
読者の想定
この本は以下のような人におすすめです。
- 最近本を読み始めた
- 本を読んですぐは活かそうとするが、数日経つと忘れてしまう
- 日々の生活を変えたいと思っている
まさに私がそうだったのですが、本を読んでも内容をすぐに忘れてしまい効果を感じられていなかったので、この本で課題解決できないかと思っていました。
印象に残った中身の紹介
アウトプットのメリット
分かりやすく説明する力
情報を整理~出力までこなすことで力が身につく。自分、大人、子供それぞれ別に伝えることを練習コミュニケーション力の向上
アウトプットすると、脳に情報が定着し、会話の守備範囲が広がる。構造化する力の向上
情報の編集によって、情報を小さい単位にして伝えるため。
OUTPUTの手順
OUTPUTの手順は主に4つ
準備
読書をする前に集中できる空間を作ります読解
いきなり何も考えずに読み始めるのではなく、著者が何を言いたいのかを考えながら、読み解いていきます。
私は、大事だなと思ったところを付箋や線を引いています。要約
読解が終わり、本文中から自分にとって重要な幹の部分のみを残すように削ぎ落としていきます。
付箋や線を引いたところから探すと早いです。発信
重要な部分だけ残ったため、あとはどんな媒体(SNS,ブログ)でも構わないので、対象者(友人、親、他人)を決め、その人に対して発信するつもりで書いていきます。
OUTPUTを継続するコツ
人間の意志は自分が想像している以上に脆弱で不安定なものなので、継続しやすいルーティンで実行する必要があります。
著者は以下の3点をお薦めしています。
完璧を求めないこと
完璧主義を追い求めると途中で疲れてしまうので、ハードルは低く設定する。目標は小さく設定する
1に共通しますが、大きな目標を達成するには、目標を小さく分けて1つずつクリアしていくことが大切です。継続を意図的に途絶えさせる
「継続しなければならない」という呪縛から解き放たれるために、先手を打って継続を途絶えさせることで、真摯にのコンディションを一定に保つことを重要視しています。
自分で意図的に途切れさせているのもポイントで、マイナスに考えにくいです。
著者の紹介
名前:アバタロー
書評YouTuber。早稲田大学文学部卒業。日中はふつうのサラリーマンとして、某外資系企業にて管理職をしている。趣味である読書の延長として、書評YouTubeチャンネルを立ち上げたところ2020年1月に大ブレイク。「読書が苦手な人でも、古今東西の難解な名著がラジオ感覚で楽しめるチャンネル」として話題となり、本格稼働から僅か1年で、登録者数は15万人を突破
感想
この本を読んだので、初めてこういった書評を書こうと思いました。
今までも本は月に1,2冊読んでいましたが、あまり身になっていなかったので、それを改善できれば良いなといます。
また、OUTPUTのメリットが記憶の定着だけでないことは驚きましたが、内容を読むと納得できたのでそこも意識してOUTPUTしようと思います。
今後、読みたい本
- 誰かの人生を追体験する系(伝記、自叙伝、自省録)
- 時代の文脈がある作品(半沢直樹、人間失格)
- シェイクスピア4大悲劇作品(マクベス、ハムレットなど)
- 王道文学作品
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