システムエンジニアにもオススメできる『コンサル1年目が学ぶこと』

コンサル1年目が学ぶこと書評
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効率的な仕事の進め方や考え方を学びたいと思って、「コンサル1年目が学ぶこと」という本を読みました。

本記事では、読んでの感想やまとめを行いたいと思います。

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本の情報

タイトル

コンサル1年目が学ぶこと

概要

コンサルティング会社、政治家、経営者など様々な人に取材し、集めた情報を整理して意見が多かった30個のスキルを一般的な解説を交えつつ説明してくれます。

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読者の想定

以下のような人におすすめできます!

  • 社会人経験が浅い人
  • 仕事の進め方や考え方を学んでこなかった人
  • 時間対成果を上げたい人

私は現在2社の勤務歴がありますが、
社会人マナー的なものは最初に教えてもらいました。

しかし、上司への報告や議事録、考え方などは
体系的に教わったことはなく、雰囲気でこなしていました。

ちゃんと学びたいなと思ったので、本書を読むことにしました。

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印象に残った中身の紹介

結論から話す

「結論から話して」これは色んな人が言うと思います。

私もその言葉通りに、とりあえず結論を伝えて、
その後は感覚で話すことが多かったです。

それを感覚ではなく、PREPというテンプレートで考えることができます。

PREPとは、下記の頭文字を取った造語です。

英語意味具体例
Point結論私は○○だと思う。
Reason理由なぜなら〇〇だから。
Example具体例例えば、○○の場合....
Point結論そのため、私は○○だと思う。

この話し方は、自分の中で伝えたいことを整理する必要しなくてはいけません。

少し詰まっても良いので、頭を整理してから伝えるようにしましょう。

仮説思考

仕事をしていると、必ず何かの壁にぶつかることがあります。

それに対処するために、色んなことを調べて試すかと思います。

その時に、よくやりがちなのがこのようなものです。

  1. 情報を集める
  2. 集めた情報から当たってそうなものを選択する
  3. 選択したものを試す

この方法の場合、全く必要ない情報まで集めてしまい
時間の無駄です。

仮説思考とは以下の順序で考えます。

  1. 自分が思いつく範囲で仮説を立てる
  2. 仮説を立証するための情報を集める
  3. 仮説が合っているか検証する
  4. 仮説が間違っていれば、1に戻る

このようなサイクルを回すことで
問題の本質に効率よく迫ることができます。

また、仮説が間違っていても問題ありません。
「仮説を否定する証拠」が手に入ったわけですし、
素直に修正し、新しい仮説を立てればよいです。

常に自分の意見をもって情報にあたる

現代は情報に溢れています。
意識していなくても次から次へと情報が入ってきます。
ただ、そういう情報って何も考えないので、頭に残りません。

本書では、そういった情報にあたる時に何か自分の意見を持ってからあたるようにすることで、記憶の定着やビジネスちょくの向上が期待できると言っています。

上述している仮説思考と似ていますね。

考えながら情報と接することで力が伸びていくんだと感じました。

著者の紹介

名前:大石 哲之
紹介文

1975年生まれ。慶応義塾大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、就職支援ベンチャーの起業を経て、現職。経営のコンサルティング、コンサルタントのキャリア支援を行う。コンサルティングとキャリア支援の経験を生かし、ビジネススキル、グローバル化、新しい時代の働き方などについて著作活動を行っている。

※引用元 https://toyokeizai.net/list/author/%E5%A4%A7%E7%9F%B3+%E5%93%B2%E4%B9%8B

感想

読んでいると、コンサルティング会社特有のことではなく、
社会人なら誰でも身につけておいたほうが良いことがたくさん書かれており、勉強になりました。

そして、尊敬できる上司に当てはまるものもあり、
今後意識していきたいなと思いました!

コメント

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